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■Last Update 2010.3.21 |
■概要
富山ライトレールは利用減に伴い廃止されることになった富山港線をJR西日本から移管するにあたり、富山市・富山県を中心に地元有力企業であるインテック・富山商工会議所・富山第一銀行・富山地方鉄道・日本海ガス・北陸銀行・北陸電力により設立した第3セクター事業者である。 富山港線は富岩鉄道により開設され、その後は富山地方鉄道の路線となり、さらに国鉄の私鉄買収により国鉄の路線となった。 このため、北陸本線が交流電化であったのに対し、元々私鉄路線であった富山港線は直流電化となっている。 国鉄が民営化後はJR西日本に移管されたが、北陸新幹線の建設に伴う富山駅周辺の立体交差を期に富山港線のLRT化を検討していることが2003年にJR西日本から明らかにされることになった。 この構想は富山地方鉄道富山市内軌道線との乗入れも含めた利便性の向上が図られること狙いがあることから、富山市を中心に設立される冒頭の第3セクターへ引き継ぐこととなった。 上記の構想からLRTへの転換には架空電車線の電圧をDC600Vへの降圧、低床車導入に対応するためのホーム新設など多岐に渡ったことから、JR西日本により準備工事が進められ、移管開業までの最終的な工事は2006年3月から全区間運休して行われ、2006年4月下旬の開業に至っている。 車両はアドトランツ(現:ボンバルディア・トランスポーション)のライセンスにより新潟トランシスで造られたTLR0600形が導入されている。 この車両は隣接する高岡市・射水市を走る万葉線MLRV1000形とほぼ同型で、岡山にも導入されたこれらの車両はアドトランツ製のブレーメン形の分類され、日本では型式からGTシリーズと呼ばれている。 |
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TLR0600形 ボンバルディアGTシリーズ ■2010.3.21 写真追加 |
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