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■Last Update 2009.5.25 |
■概要
小田急グループの傘下にある箱根登山鉄道は小田原〜箱根湯本と箱根湯本〜強羅では大きく異なり、前者は小田急からの乗入れが出来るが、後者は最大80パーミルの勾配を持つ純粋な登山鉄道という側面がある。 小田急との乗入れ開始当初は起点である小田原まで箱根登山鉄道の小型車が乗り入れていたが、小田原〜箱根湯本が3線軌である事への問題や列車単位での輸送力の格差、風祭の狭隘なホームがバリアフリー化のネックとなることから徐々に縮小されて、近年は箱根湯本を境に運転系統が分離されている。 現存する車輌は旧型車が汽車会社(現:川崎重工業車輌カンパニー)・東急車輌製造・東洋工機(東洋電機製造の系列)、1000形をはじめとする高性能車は川崎重工業で製作されている。 電装品は基本的に東芝製の制御装置と東洋電機製造製の主電動機の組み合わせなっているが、モハ1形のみ主電動機が東芝製となっている。 急勾配を上り下りすることから屋根上は抵抗器が長手方向いっぱいに配されているため、1000形・2000形に搭載されている冷房装置は車端部の床置き形となっている。 一部編成を除いて3両編成化されているものの、貫通扉は通常使用されず非常時のみ使用出来ることになっている。 これは貫通路が狭いことと急曲線を走行中の事故防止という観点からと考えられている。 急曲線におけるフランジ磨耗防止のため通常は塗油装置が用いられるが、急勾配での滑走防止の観点から水が用いられることから先頭と車端部の下部には散水装置と水タンクが設けられている。 |
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2000形 サンモリッツ号 未公開 |
1000形 ベルニナ号 未公開 |
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モハ2形 旧型車・両運転台・単行 未公開 |
モハ1形 旧型車・片運転台・2連 未公開 |
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