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■東武鉄道 6050系
Tobu Railway 6050 Series Electric multiple unit for Suburban Trains |
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概要・外観写真一覧|車内写真一覧|基本組成表|主要諸元表(詳細) | |
■Last Update 2012.7.14 | |
会津鉄道に乗入れる6050系0番台 2010.10.10 会津田島にて |
■概要
1986年に開業した野岩鉄道はトンネルが多く存在することから、これまで快速用として使用されてきた6000系の大規模修繕が考えられた。 しかし、冷房化が困難であることや6000系自体の陳腐化、さらに乗入れ新線に対するイメージアップを考慮し車体新造による更新とすることとなり、登場したのが本系列である。 本系列では主電動機・抵抗器・台車・コンプレッサーなどは6000系から流用されたが、新造された制御器も含め残りの機器のほとんどは新品となった。 車内は6000系同様ボックスシートが配置されているが、シートピッチが1,480mmから1,525mmに拡大され、出入口付近はロングシートとなった。 これは、通勤用として運用されることを考慮したもので側扉も両開きとしている。 長距離の快速運用があることから東武日光・鬼怒川温泉方先頭車には和式便所が設置されている他、行先別の分割・併結による誤乗を防ぐため車内にも字幕式行先表示装置が設置されている。 寒冷地を走行することからブレーキ装置にユニット化、便所・警笛・側扉には凍結防止対策が施され、さらに耐雪対策として抑圧ブレーキが装備されている。 野岩鉄道乗り入れが好評だったため1988年に増備された2次車は完全な新製車となり、台車がSUミンデン式となっている。 6050系には野岩鉄道と会津鉄道に在籍している車両があるが、1985年・1986年と1988年・1990年にそれぞれ投入されたこれらのグループは完全な新製車で仕様も2次車と同じとし、書類上は東武からの譲渡車として扱われている。 車籍上の分類のため5桁番号で区分され、野岩鉄道が100番台、会津鉄道が200番台に区分されている。 現在、東武車が2両編成29本、野岩車が2両編成3本、会津車が2両編成1本で、これらは全て南栗橋車両管区新栃木出張所に在籍し、東武伊勢崎線・日光線の快速・区間快速を中心に共通運用で使用されている。 |
■諸元(簡易版)
車体構造:普通鋼製 連結面間距離:20.0m 座席配置:セミクロスシート|ボックスシート(ドア間)|ロングシート(戸袋部・車端部) 客用ドア:1.3m幅|両開き|片側2ヶ所 制御装置:日立製 MMC-HTB-10L 制御方式:直並列抵抗制御|弱界磁制御 主電動機:TM-63 ブレーキ方式:HSC-D 電磁直通空気ブレーキ 電気ブレーキ:発電ブレーキ 台車(M車):住友金属工業製 TRS-63M(FS-357)|TRS-85M(FS-529) 台車(T車):住友金属工業製 TRS-63T(FS-057)|TRS-85T(FS-029) 加速度:1.65km/h/s 減速度:3.5km/h/s(常用)|4.5km/h/s(非常) 最高運転速度:110km/h 設計最高速度:未公表 製造初年:1985年 車体製造・艤装メーカー:アルナ工機・東急車輛・富士重工 |
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■Photo | |
鬼怒川温泉以北のローカル運用に使用される6050系0番台 2007.9.17 鬼怒川温泉にて |
下今市〜東武日光間の特急連絡列車で使用される6050系0番台 2007.9.17 下今市にて |
前位側に霜取り用パンタを装備する6050系0番台6173編成 2007.9.17 鬼怒川温泉にて |
2006年3月ダイヤ改正で設定された区間快速に使用される6050系0番台 2006.4.9 南栗橋にて |
現行の白地に青文字の「快速」表示で行く6050系0番台 2007.9.17 新大平下にて |
白地に赤文字の「快速」時代の6050系0番台 2005.1.9 春日部にて |
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