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西日本旅客鉄道 321系 通勤形直流電車
JR-West 321 Series DC Electric multiple unit for Commuter Trains
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Last Update 2012.4.30

JR西日本の次世代通勤電車321系
2006.1.1 大阪にて
概要
JR西日本が今後の標準型として投入された通勤電車で、207系2000番台をベースに開発された。

一部を除き全て電動車で構成されているが、実際は動力台車と付随台車の0.5M+0.5T構成となっており、7両編成時の比率は3M4Tである。

投入される車両は電動車4形式付随車1形式であるが、いずれの形式も機器の構成変更が可能で0.5M+0.5T構成から1Tや1M構成に変更できる。

パンタグラフはクモハ321形とモハ321形の1台ずつ搭載されて2台目が装備できるよう準備されていたが、2005年冬から投入された編成以降から2台ずつ搭載されたことから、先に投入された編成に対しても後に2台目が実装されている。

座席の一人当たりの幅を拡大したため、扉間が7人掛けから6人掛けに変更されている。
車端部は207系同様4人掛けのままである。
また、導入当初の座席は使用されていた材質が影響して汚損が目立つようになったため、一部編成は後に一般的なもの交換されたが、2010年春からは緑系の表地のものに順次交換されている。

201系と205系の置き換え用として2005年度に7両編成19本、さらに2006年度に7両編成20本が投入される予定で、2005年12月1日から営業運転を開始されたが、現業サイドから回生ブレーキのききが悪く、新機軸を導入したことによる在来形式と異なる特性から運転しにくいと言う苦情が相次いだことから、製造メーカーである近畿車輛に再入場して調整するなどの対策を迫られることとなった。

導入後暫くはJR京都線・JR神戸線・JR宝塚線を中心に使用されていたが、パンタグラフの増設によりJR東西線への入線が可能となり、2008年3月からJR東西線・学研都市線への営業運転が開始。
この時点ではホーム有効長の関係から学研都市線側が京橋〜京田辺まで限定されていたが、ホーム延伸工事により2010年3月から京田辺〜木津への営業運転が開始されたのと同時に快速列車への運用も開始されている。

2012年4月現在、網干総合車両所明石品質管理センターに全車在籍している。
諸元
車体構造:軽量ステンレス製・レーザー溶接接合
連結面間距離:20.0m
座席配置:ロングシート
客用ドア:1.3m|両開き|片側4ヶ所
制御装置:WPC15(東洋電機製造・三菱電機・東芝・日立)
制御方式:2レベル電圧形PWMインバータ制御
主電動機:WMT106
ブレーキ方式:WC94形 電気指令式空気ブレーキ
電気ブレーキ:回生ブレーキ(純電気ブレーキ)
台車(動台車):WDT63
台車(従台車):WTR246A
加速度:2.5km/h/s
減速度:3.5km/h/s(常用)|4.2km/h/s(非常)
最高運転速度:120km/h
設計最高速度:130km/h
製造初年:2005年
車体製造・艤装メーカー:近畿車輛
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Photo

D6編成
2009.8.1 島本にて

D37編成
2010.4.4 さくら夙川にて

D22編成
2009.6.29 高槻にて

D11編成
2009.7.5 西宮にて

D30編成
2009.7.5 西宮にて
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