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西日本旅客鉄道 287系 特急型直流電車
JR-West 287 Serise DC Electric multiple unit for Limited Exprese Train
概要・画像一覧|車内写真一覧…(1) (2)基本組成表主要諸元表(詳細)
Last Update 2012.12.2

3+4両の7両編成の287系
2011.3.20 花園にて
概要
これまで使用されてきた381系・183系(700番台・800番台グループ)を置き換えるために導入される車両で、これまで実績のある683系4000番台をベースに製作された車両である。

車体はサンダーバード用に投入された683系4000番台と同じアルミ合金製で衝突安全対策施した車体構造が引き続き採用されたが、225系で採用された衝撃吸収構造を高運転台向けに設計変更して採用している他、走行システムを0.5M方式としたことにより、これまでM車系とT車系で分かれていた構体設計を統一させている。

足回りは125系・321系・225系を代表するJR西日本標準の0.5M方式が採用されたことから、全車電動車となっている。
制御系統の伝送方式は321系から採用されているデジタル伝送方式が採用されている。

車種構成は「北近畿ビッグXネットワーク」と「くろしお」向けで異なるが、基本的に3・4・6両編成と3種類の組成が用意され、前者は3両編成と4両編成を、後者は3両編成と6両編成が投入される予定となっている。
基本編成となる4両編成と6両編成には半室グリーンの合造車を組み込んだ2クラスとなるが、付属の3両編成はモノクラスとなり、そのうち合造車は旧国鉄時代からの形式記号としては史上初となる「クモロハ」が与えられている。

初陣である1次車は「北近畿ビッグXネットワーク」向けに投入され、2011年3月12日のダイヤ改正から営業運転に入ったが、予定車両数が揃う2011年6月までは381系が代行された。

2011年度予算で予定される2次車は「くろしお」向けに6両編成6本(36両)と3両編成5本(15両)の計51両が投入されることになり、2012年3月のダイヤ改正から暫定の本数において営業運転が開始されたものの、2012年7月までに予定されていた本数が出揃っている。
諸元(簡易版)
車体構造:アルミ合金製ダブルスキン構造
連結面間距離:21.1m
座席配置:回転クロスシート|フリーストップ式リクライニング機構付き
客用ドア:0.69m幅
または1.0m幅|片開き|片側1ヶ所または2ヶ所
制御装置:WPC15A-G2
制御方式:2レベル電圧型PWMインバータ制御方式
主電動機:WMT106A-G1
ブレーキ方式:WC102 電気指令式空気ブレーキ
電気ブレーキ:回生ブレーキ
台車(M台車):WTR249|WTR249A
台車(T台車):WDT67
加速度:1.6km/h/s
減速度:4.6km/h/s(常用)|5.2km/h/s(非常)
最高運転速度:130km/h
設計最高速度:130km/h
製造初年:2010年
車体製造・艤装メーカー:近畿車輛・川崎重工業車両カンパニー
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Photo

山陰線京都口の特急運用に就いている287系
2011.3.20 京都にて

2012年3月より営業運転開始されたくろしお用287系
2012.5.13 堺市にて

一般公開イベントにおいて展示されていた「くろしお」用287系
2011.11.5 吹田工場にて

2011年3月の営業運転開始に先駆けて試運転が行われている287系
2011.1.16 長岡京にて
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